最高のパワーストーンを求めて【その1】

甲府の景色

ー甲府 研磨職人との出会いー

ここ最近私は甲府へと出掛けることが多くなりました。なに、ブドウでも食べに行ってるの? それともワイン? ほうとう食べたい? 確かにいいもの沢山溢れる甲府です。

でもそうではなくて、どうしてもやりたい事があるから。それはオリジナルのパワーストーンを作りたい。しかもMade in Japanクオリティで、富士山の美しいエネルギーで浄化された、職人の技と温もりの詰まったものを作りたい。そうして作りだす世界にたった一つの地球のかけらはきっと、心と身体を癒し本当の自分になれるお守りになる。そう思っているからです。

そもそも、甲府の研磨職人さんとの出会いはひょんなことでした。昔主人の実家が長野にあるので家族で帰省した帰り道、私の家族のルーツでもある山梨を少し楽しんでから東京へ帰ろうという事になり、そういえば甲府って昔々に水晶が採れたらしいよね。ちょっとどんな感じなのか見ていきたいね。と色々調べていたら甲府の研磨職人さんの記事が目に飛び込んできました。当時、私は天然石を使ったジュエリーをすでに作ってはいましたが石がメインというよりも、金属やパーツに重点をおいたデザインの物づくりをしていたため宝石の研磨の世界は足を踏み入れたことがありませんでした。

ー好奇心から生まれる新しい出会いー

職人さんに会ってみたい、、。宝石の研磨ってどんな感じなんだろう。私はその記事に釘付けになり、どうしても工房へ行ってみたくなってしまいました。突然行ったら怒られるかな。職人魂あふれてて「無礼者!」←武士?とか言われちゃうかな。なんて思いながらも好奇心が止められない。そして行ってみたのです。すると、拍子抜けするくらい柔和な職人さんが出てきて中を見せてくれるというのです。

ー心を変えた代々受け継がれるものー

ご家族で切り盛りされている小さな工房でしたが、宝石彫刻ではとても有名な方々なのでした。初めて見る工房の中には多くの賞を取った作品がずらりと並んでいました。代々受け継いで大事に使っているという石を研磨する木の樽や、手ずりという世界でも甲府の職人しか行わない技術の為の研磨機など様々なものが綺麗に並んでいました。この工房は彫刻を得意とされるところでしたから、作りかけの素晴らしいグラスや香炉などが並んでいました。私はその原石から新たな命を吹き込まれた石達が、西日を浴びてキラキラと誇らしく輝いているのをじっと見つめ工房を後にしました。

私はしばらく、心が震えていました。素晴らしいアートがこんな近くにあるなんて思ってもみなかったし、自分が作っている作品に対する思いを照らし合わせてみたりして。「いつか私も甲府の職人さんに何か作ってもらいたい」車での帰り道、夕暮れの空を見ながらそんなことを考えていました。だけれど、当時の私にはまだまだ遠い存在のようでした。◆その2へつづく◆

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