【1つの簡単な方法で人生をラクに生きるコツ】マインドフルネスな暮らし

 

ー実は意外と気づいていない【自分】のこと-

毎日誰よりも一緒にいる《自分》。その自分についてどこまで知っていますか。
『もちろん、1から100まで何が好きで何が嫌いか、どんな性格か知っているよ。』と思うかもしれません。
でも、例えば何か環境の変化があった時、(自分にこんな一面があったなんて、、、)と驚くことありませんか。

 

私の場合は出産と育児。大幅に今までの人生から立場、ライフスタイル、大事なものがガラリと変わった時、今まで気が付きもしない自分の一面に気が付きました。それは良い部分もあれば、悪い部分も色々です。そんな時は、心も不安定ですから決まって自己嫌悪になったり、自信を無くしたり、道を見失ったり、そして挙句の果てには体調を崩してしまうことも。育児だけでなく、例えば仕事で昇格して立場が変わった時、チームのメンバーがガラリと入れ替わった時、海外に引っ越して文化が違ったとき。色々あると思います。

『自分の事は自分が一番わかっているのよー。』と思っていても、自覚がないだけで疲労困憊しているというパターンはとても多いような気がします。だからこそ、何か少しあると簡単にストレスを抱え込み、見失ってしまうのですね。脳の疲れは、心の病の原因となります。自覚症状のないまま心の病にかかってしまっていることも現代人には多いそうです。例えば、うつ病、不安障害、失感情症、自己愛人間などです。

 

ー脳の疲れなどで起こりやすい心の病-

①うつ病:ストレスが原因「眠れない」「食欲がない」「気分がずっと落ち込んでいる」などが現れます。考えすぎて脳がくたびれてしまい、うまく機能しないためにミスが増えて余計に自己嫌悪になってしまう。という負のループを抱えてしまいます。最近は暴飲暴食やキレやすいなど、今までのうつ症状とは違った新型うつも増えているようです。

②不安障害:何かに対する不安が異常に高まってしまい、パニックになって動機やめまいを引き起こしたり、閉所、高所の恐怖感、人前で恥をかきたくないという強い不安に襲われるなどがあります。外出も苦痛になることも。

③失感情症:情報過多や働きすぎなどが原因で、自分の感情の変化にすら気が付かなくなってしまう。新型うつの原因になるともいわれています。

④自己愛人間:自己愛は自分の存在価値を認める美しい心ですが、それが極端に肥大したり歪んでしまうとありのままの自分を受け入れられません。その場合は、他人を攻撃したり、逆に必要以上に劣等感を抱えてしまいます。サイコパスやひきこもりの原因にも。最近はSNSなどが原因となる事もあるようです。

病院やカウンセリングに行って『はい、あなたは紛れもなく○○ですよ。』と言われた人だけが以上に挙げたような心の病にかかっているという訳では無くて、実は本人すら気がづかず隠れ○○ということもあるという事ですね。

 

ーまずは自分の状況に気づこう-

ここで、一つ大切なことがあります。それは、《何はともあれ、今自分の心の中で何が起こっているか》に目を向けよう!ということです。(そんな時間はない!) (何にも起こってないよ。) (だいたいどんな調子かなんて分かってるって!) (見たくない。。知りたくない。。) というような心の声も一つ受け入れつつ、ほんの少しスマホをテーブルに置いて。深く深呼吸を2、3回して、じっと心の中で何が起こっているか覗いてみてください。もしかしたら本当に感情を失いつつある方はしばらく何も感じないかもしれません。もしかしたら目をそらしたい出来事や感情が湧き出てきて苦しくて辛くなるかもしれません。でも、ほんの少し無理のない範囲で良いので、是非続けてみてください。

前回のコラム(【心が楽になる3つの方法】マインドフルネスってなんだろうでも少し触れましたが、曹洞宗をひらいた道元禅師の言葉で「念起即覚 覚之即失」というものがあります。この意味は「辛い、悲しい、苦しいといったネガティブな気持ちを持っているという事に気付きなさい。そういった気持ちに気付くだけで、それがだんだん消えていくから」という事です。私が何度も心を救われた本(ニューアース)の著者エックハルトトールさんの言葉で言えば、「光に照らされたものは、全て光になります。観察するだけでことは足ります。」
そう、自分の心に嘘をつかずに素直にいることがとても大事なのですね。怖くて逃れたいと思っていた暗闇に光をあててみると、もはやそこには暗闇は無くなっています。自分の状況にしっかり気づくことで、心がラクになるのです。

 

ー気づくだけで変わっていく-

なんで心がラクになるのでしょう? 例えば、「今日はついてないな。」ついてない事を自覚したら、「気分を変えよう」という意識が働くようになります。音楽を聴いてみたり、美味しいものを買いに行ったり。だから心がラクになっていきます。

だけど、自覚してもどうしようもないこともありますね。例えば、「仕事で大失敗をしてしまってお得意様を逃してしまった。悔しくて悲しくて仕方がない。」というような場合、いくら自分の悔しさを自覚しても、ドラえもんでもいない限り時を巻き戻してお客様を呼び戻すことは出来ませんよね。それでも、実は心自体はラクになっていきます。

なんでか?! 「今私はがっかりして、自己嫌悪になって上の空だ。」そのように自分の内側にある感情をしっかり見つめて寄り添い気付くことで、心の中は「その感情」と「それを認識して寄り添うもう一人」に分かれます。その2つの関係の間には小さなスペースが出来てきます。するとしだいにどっぷりと感情に浸ることなく、あるがままの出来事や感情を受け入れてそれらをスルリと手放せるのです。「がっかりして自己嫌悪」という「感情」をそのままにしながら、「感情を認識して寄り添うもう一人」は次第に別の事をし始めるのです。例えばご飯を食べたり、お風呂に入ったり、友達と会って話をしたり。常にマインドフルネスを意識しながら「感情」をそのまま放っておくことで、目の前のことに集中できるようになっていきます、そしてその事に対してだんだんと幸せを感じ始めるのですね。

「なにか」を完全に受け入れると、それがどんなものであれ、その「なにか」を超越することが出来る。これが「受け入れること」から生まれる奇跡です。(エックハルト・トール著さとりをひらくと人生はシンプルでラクになる)

これが、「別にこんな事なんともないし。」「もともとどうでもいいと思っていたお得意さんだったし。」などと自分を偽っていると、「がっかりなんてしていない」と自分に言い聞かせることになり、逆にいつまでも頭を離れることがありません。その結果、立ち直りがなかなか出来ないという事になってしまいがちです。手放したいと願えば願うほどに手放せない何かを抱え込んでしまうのですね。

またここで、注意したいのは逆に「こんなに不幸な体験をしている私」という悲劇のヒロインにどっぷりと浸かってはいないかにも気を付けてください。感情をしっかり見つめて受け入れるのと、どっぷり浸かって抱え込むのは全く違います。引き寄せの法則でいうのなら、ネガティブはネガティブを呼ぶ。とも言えるかもしれません。もっと楽に、握りこぶしを緩めて。私たちは過去でも未来でもなくたった今、ここにいます。

私も産後、今まで通りのペースで仕事ができないという事をなかなか受け入れられず葛藤した時期がありました。
変な焦りやプレッシャーを感じているのに、気づかないふりをして毎日を過ごしていたある日、とてつもなく大きな不安が襲ってきました。ストレスは酷いし、しょっちゅう体調も崩すようになりますます仕事がスムーズに行かなくなってしまいました。育児も半端な自分にうんざりしていました。これはどうしたものかと思ったときに、「もういっそのこと、あがいても仕方ないから何もかも手を止めて休んで育児に没頭しよう」と思いました。子供と散歩に出かけたり、育児の合間にはお茶をゆっくり飲んでボーっとしてみたり、本を読んでみたり。それでもしばらくは焦りが出てきましたが、その感情も認めつつ続けていました。すると次第に今までの過度な焦りやストレスが消えているのが分かりました。逆に今まで気が付かなかった西日にあたるコップの水のきらめきや、散歩道で聞こえる小鳥の声などに気持ちが向いて感じたことのない心地よさを体験出来ました。そしてその時に気が付いた様々な事や励ましてくれた本のフレーズなどをシェアしたいとこのようなホームページを作る気持ちになったのでした。

だからきっと、いや絶対に、「自分の感情に気づくこと。そして湧き出る感情にじっくり向き合って受け入れること。手放すこと。」はストレスなく穏やかに生きていくためにはとても大切な事なのだと思っています。そして、新たな目線から素晴らしい発想が生まれるかもしれません。

 

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