「また同じ」、が好きだった
いろんな場所を知っている人の方が、
センスがあって、世界が広い気がしていた。
だから、同じ場所に何度も行くのは
少しだけ恥ずかしいと思っていた。
でもある日、こう考えた。
同じ丸の内でも、
雨の日と晴れの日は違う。
同じコーヒーでも、
ひとりの日と誰かといる日では違う。
同じものを何度も見ることで、
初めて見えてくるものがある。
広げることで豊かになる人もいる。
深く潜ることで豊かになる人もいる。
自分はこれが好き。
またここに来た。
またこれを見てしまった。
好きなものから、
簡単に離れなくてもいい。

