最高のパワーストーンを求めて【その2】

ー小さな段ボールに閉じ込められた気分ー

そうして月日は流れ、私も母となり育児と仕事の両立という新しいポジションに立ちました。それまでとは打って変わって仕事の時間を持つことが難しくなりました。 主人もかなりサポートしてくれましたが(今もです。ありがとう!)、 仕入れもデザインも制作も、ホームページ作りもやらなきゃいけないのに全てが中途半端。育児中も仕事について悶々と考えていました。当時の私はママとしての自信もありませんでしたね。

今思えば、完全にマインドフルネスと遠く離れた生き方をしていました。しかも、妊娠中から体調を崩しがちになり思ったように物事が進まない。よりによって重度の金属アレルギーにもなってしまいました。(何故か耳だけ!しかも、K18もシリコンまでダメ。謎!)ジュエリーデザイナーとして自分の物を身に着けられないなんて致命的。当時の私は心も身体も小さな段ボールに閉じ込められてガムテープをぐるぐる巻きにされたような、そんな気持ちの毎日でした。

これじゃダメだな、さすがに落ちるところまで落ちてみたので何だか急に別の流れが出てきたようです。「一度立ち止まろう」そうして以前から知ってはいた禅の世界を、マインドフルネスの世界をもっと詳しく知りたい。今の私に必要なのはマインドのケアだなと考えました。

そして沢山の本を読みました。本当に沢山。読んでいると気持ちが落ち着くのです。気になるところはラインを引き、付箋を貼り、そしてメモをとると自信が付きました。それでも心に焦りが湧き出てくることも多々ありました。ジュエリー業界はトレンド、スピード感も大切。それにお客さんが待っていてくれるのだろうか。

だから(こんなことしていて何になるの?現実逃避なんじゃないのかい?今まで通り仕事も頑張らなかったら、今まで作り上げてきたものが無くなってしまうよ。)そんな心の声が良く聞こえたものです。

ーとことん落ちたら飽きてきた笑ー

それでも私は育児をしながら、本を読みそこから沢山の学びを得ました。 こうして筋トレならぬ心のトレーニングを重ね(今もしていますよ)、心の声を拾っては受け流していると、いつの間にか心の中は静かになり、子供に向き合う姿もすっかり変わっていることが分かりました。

(最近「ママは起きてるうちのほとんど、人を笑わそうとして変な踊りとかマヌケな事ばっかりする」と言われます。笑いは大事。食事くらい。)心にゆとりが生まれ、そこからユーモアさやインスピレーションが湧いてくるのですね。そして気が付けば衝動に駆られて、マインドフルネスのスペシャリストとなりました。

そして、石の持つ様々なエネルギーについても自然な流れで興味をもち、自分のライフスタイルにどんどん取り入れていったのです。

figパワーストーン

ーパワーストーンを生活に取り入れて見えてきたことー

まずは小さな水晶のタンブルを手に入れて、心が弱っていると思うと心臓にあてて深呼吸をして浄化されるイメージをしてみたり、疲労が溜まれば仰向けになって丹田(おへそ付近)にクリスタルを乗せて良いパワーが身体を巡るイメージをしました。

子供の喘息が酷かった時には、パイライトが良いという事を調べ彼女が寝ている時にずっとパイライトを胸にあてて癒されていくところをイメージしました。(その甲斐あってなのか私にも分かりませんが、今はすっかり良くなりました。感謝。)そうしてパワーストーンの持つ不思議なパワーを自分を実験台にあれこれ体感していきました。 結果、パワーストーンのセラピストの資格も取りました。

そしてある事に気が付きました。”マインドフルネスな生き方をしながらパワーストーンを使う事がより多くの幸福感を得られる”。それはなぜか?パワーストーンもマインドフルネスも、実は繋がっていて、どちらも”心のあり方”がキーワードだからです。

パワーストーンを丁寧に扱い、その自然が作ったアートを愛し、表情を楽しむ。テーブルに置く時のコトンという音に意識を向ける。じんわりと暖かなエネルギーを感じる。そのような行為とそこから湧き出る穏やかな気持ちは、今ここに意識を向けながら丁寧に暮らすマインドフルネスの考え方にそっくりです。

パワーストーンがマインドフルネスな暮らしを支えているのか、マインドフルネスがパワーストーンを美しく感じさせるのか。いずれにしても私にとってこれらは不思議と自然な流れで1つのラインになっていったのです。こうしてfigの新しい道が始まったのだと思いました。◆その3へつづく◆

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