「しなきゃ」で、だいたい前のめり

淡い青空に伸びるヤシの木。「しなきゃ」で前のめりになった時、少し力を抜いて立ち止まる。

仕事がうまくいくには、
朝の時間を有効に使うといいらしい。

まず一日の予定を立てる。
優先順位を決める。
メールは溜めない。

ふむ。
なるほど。

そこで変に真面目な私は、

「今日の予定を立てなきゃ」
「優先順位を決めなきゃ」
「メールも返さなきゃ」

と、どんどん前のめりになる。

歯をギリギリさせながら、

「効率!
生産性!」

ゼーゼー。

正直
身体はもう、
マイケル・ジャクソンの
スムーズ・クリミナルくらい
傾いている。

仕事をうまくやりたいだけなのに、
見た目はかなり必死だ。

そもそも、
「やろう」と思ってすることと、
「やらなきゃ」と思ってすることは、
同じ動きでも、
身体の感じがまるで違う。

ひとつ終わったから、
次のことをやる。
ではなく、

早く。
次。
その次。

となった途端、
一日全部が業務になる。

そんな時は、
「今、何からならできそう?」
と聞いてみる。

答えが出なければ、
「何なら少しマシ?」
くらいでいい。

水を飲む。
一度、席を立つ。
窓の外を見る。

ほんの少し体が戻ってくるなら、
今日はそちらを採用する。

一旦
スムーズ・クリミナルをやめる。

身体を起こす。

次のことは、
それからでいい。

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