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自分が好きなものを、案外知らなかった

光が差し込む窓辺のワイングラス。好きなものは、静かな時間の中で少しずつ見えてくる。

いい気分になりたい時、
好きな事をすればいい。

確かにそうなんだけど、
その「好きなこと」が
案外よく分からない。

そこである日、
ノートに好きなものを書き出してみた。

コーヒー

ホテルのロビー
昔の音楽
なんの予定もない日

思いつくまま書いていった。

すると、
好きだと思っていたけれど、
今はそこまでではないもの。

反対に、
何度も書いてしまうもの。

そんな差が見えてきた。

へぇ、
私はこれが好きだったのか。

自分のことなのに、
案外知らない。

自分の好きなものを知っていると
モヤモヤした時に
とりあえずやることがある。

コーヒーを淹れる
昔の曲を流す
少し外へ出る

今もたまに書き直す。

前は好きだったものが消えて、
知らないうちに増えたものが残る。

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