やりたい事が見つからない時は、やりたくない事を見つけてみる

今でこそ前向きにあれもしてみたい、こんなところにも行ってみたいと考えることが楽しいですが、実は以前の私は「夢は?やりたい事は?」と聞かれるたび、逆にモヤモヤして嫌な気持ちになったものです。なぜかって、それはやりたい事がちっとも見つからないからです。何だかやりたい事とは、素晴らしい大きな事でなければ格好悪いような気がしていたのかもしれません。大人になってからなぜか難しく考えすぎるクセがついたのかもしれません。それにいつからかやらなければならない事の方にフォーカスが強まり、周りに合わせて勝手に自分を窮屈にしていたのも原因だったかもしれません。「やりたい事より、やらなきゃいけない事があるんだよ。」という感じです。

やりたい事が見つからないほどマインドが疲れている時に、それを無理に見つけようとすることはとてもストレスです。そんな時、どうしたら無理なくやりたい事を見つけることが出来るのかといえば、タイトルに書いた通りやりたくない事を見つけてみるという事が大切だったりします。

このアイディアは誰かが話していた会話から気付いたものです。
「やりたい事とか好きな事って見つけるのは意外に難しいんだよね、だから逆にやりたくない事とか嫌いな事を探せばいいんだよ。」というような話でした。おぉ、なるほどこれだ!とその時何だかインスピレーションをもらった気分になりました。私たちは先述したように、不足や不満、無い、嫌いにはとても目が行きがちな生き物です。だからこそやりたくない事、嫌いな事探しはとても簡単なことだったりします。

私はノートを用意してそこに書いてみることにしました。
私の苦手なことは、、、やりたくないことは、、、嫌いな感じは、、、ということは、、、
今度は勝手にその反対の好きな雰囲気というのを書き出したくなりました。
私の好きな感覚は、、、

それを繰り返し思いつくたびに書いていたら、だんだんと私の輪郭が出来上がっていきました。そしてその好きな感覚にまつわる小さな好きをピックアップして毎日ちょこっと楽しむようにしていくと心が満たされた時間がコツコツ増えてきて、すると人間不思議なもので根拠のない自信まで湧いてきたりします。

ちなみに私の好きな感覚は、お気楽、リラックス、自由、というようなゆるいフレーズばかりでした。その感覚になるものってなんだろうと思いを馳せたら、figのモノづくり、コーヒー、ワインとおつまみ、音楽、丸くて太ったキャラクター、ハワイという存在が出てきました。

そこから意識的に、それにまつわるものを自分の時間に取り入れていきました。音楽をかけてゆっくりコーヒーを味わう。その時間はあれこれ考えないで大切にする。いつも癒されるキャラクターをバッグにひそませて忙しくても目にするたびホッとする、ハワイの動画を楽しむ、今まで以上に意識してその時間を大切に味わう。一日中というわけにはいきませんが、1日の中にちょこちょことそれらを体験するたびに心が満ちていく。なんかこの先も楽しいこと見つかるかもという根拠のない自信が出てくる、また一つ興味があることが出てくる、やってみるこの繰り返しで気がつけばやりたいことが色々と増えていくという新しい人生のサイクルが生まれたのです。

だいたい毎日バッグに入っている癒しの人たち。左は娘とガチャで引き当てた封筒くんポーチ。リーゼント風味がお気に入り。そこに着けたぬいぐるみブローチは、色合いがピッタリだったので勝手にコンビにしたセサミストリートのエルモが大切にしてるというぬいぐるみ。でも名前は「きなこ」と名付けた。(ちなみに娘もお揃いで、そちらの名前は「おもち」二人合わせて「きなこもち」)右はAir podsを入れてくれている猫の「トンきち」使いすぎて相当すすけている。。。

やりたい事の代わりにやりたくない事を見つける、、、一見ヘンテコではありますが、私たちは日々やりたくない事を仕方がない、立場だから、常識だからと自分に言い聞かせてどれだけ過ごしているか。まずはここに改めて目を向けて頑張っている自分をじんわり味わいましょう。自分が本当にどれだけ優しくて責任感が強くて、頑張ってきたかしみじみ労をねぎらってあげてください。そんな自分にそろそろもっと楽しい時間を与えてあげませんか。羽を伸ばせる自由時間を与えてあげましょう。

ノートに書いてみても良いし、頭で考えてみても良いですが、毎日どれだけやりたくない事をやっていますか?毎週あるやりたくない事はありますか?毎月あるやりたくない事は何ですか?

やりたくない事の中で、誰かに変わってもらえるものがあれば変わってもらう。毎日やっていたけど、もしかして毎日しなくても良いかもと気づいたものは頻度を落としてみる。どうしてもやらなければならない事は、それを頑張ったら小さなことでも良いから自分を満たすご褒美をあげるか、少しでも楽しめる工夫を考えてみる。そんな風に一つ一つじっくり考えて、なるべく自分に優しい生き方が出来るように工夫してみましょう。

くれぐれも嫌いなことにフォーカスを当てすぎて、「あぁ〜、ヤダヤダ!なにこれ?…え? こんなに嫌なことばっかりあるじゃん! びっくし!!」と意識の向きが嫌なことに留まらないようにだけ気をつけてください。

そうしてやりたくないが見つかると自然とその反対が見つかります。
”人混みが嫌い”ならあなたは”ゆったりとした静かな場所”が好きという事。
“一人”が嫌い”なら”人と一緒”が好き
”同じ場所は退屈”なら”あちこち旅するように暮らしたい”
”寒いのが嫌い”なら”暖かな場所”が好き
”干渉されたくない”なら”自由でありたい”
”早起き”が苦手なら”夕暮れの雰囲気”が好き

こんな感じで、実は自然に自分の好き、やりたい事が見つかっていったりします。また、これらを組み合わせてみるとどんなライフスタイルを送ってみたいのかが見えてくることもあります。

例えを組み合わせてみると
【暖かく静かな場所を自由に旅するように誰かとゆったりと過ごしたい。そんな素敵な場所で夕暮れの時間を大切にしたい。】これがあなたのやってみたい事になるかもしれません。

今の生活からいきなり理想の生活に手を伸ばすのは難しいかもしれませんが、ここで毎日少しづつできる範囲で自分にプレゼントするようにしていきます。まずは夕暮れの時間を大切にするということから始められるかもしれません。休日だけでも好きな飲み物を用意して夕暮れに合わせて音楽をかけて、おつまみも用意して、ベランダで過ごしてみるとか、公園のベンチでゆっくりするとかから始めてみましょう。何だか新鮮でそれだけで嬉しくなってきたりするものですよ。そこからまた新しい何かを加えていく、この繰り返しはささやかだけど心を満たす大きな力となります。そして気がついた時にはやりたい事が簡単に見つかる体質になりますし、願いも叶っていたということに気がつくことでしょう。

関連記事一覧