#26 ワクワクしない日常の面倒な作業、気持ちを仕切りなおすシンプルな1つの方法

figではマインドフルネスを取り入れて、日常をもっと平穏に楽しく過ごすための方法をお伝えしています。途中からお読みの方は、まずは是非こちらをチェックしてみてください。 ↓

【心が楽になる】マインドフルネスって何ですか? 

ー毎日同じことの繰り返し、、ワクワクなんてない。そんな日常の様々なシーンを心を整えるエクササイズに使おうー

瞑想だけが心を整えるツールではありません。朝パチリと目が覚めてから夜眠るまでの間、私たちが行う行動一つ一つ、今ここに現れている出来事、感情・感覚を丁寧に意識していく事が、心を整えるツールとなります。そしてこれこそが、マインドフルネスです。

ここで紹介するのは日常の様々なシーンを、心穏やかに過ごすためのエクササイズです。毎日毎日同じ事が繰り返されているだけで、ちっとも楽しくなんてない。何なら面倒でしかない。。そんな気持ちで過ごしている人はあなただけではありません。例えば、通勤や通学のウォーキングや自転車で通るお馴染みの光景。スーパーで買い物をしてレジで順番待ちをしている時、日々の家事、育児、待ち合わせでなかなか相手がやってこない、渋滞に巻き込まれた、食事に入浴、そして仕事。

その中には日々必ずしなければならない行動もあるでしょう。中には 楽しい事もあるでしょうが、面倒くさいな。嫌だな。というようなものも含まれていると思います。食事は楽しいけど、片づけは嫌だなとか。仕事は楽しいけど、帰ってきてからの掃除や洗濯を考えるとどっと疲労感が湧くとか、普段ならストレスに感じることもまるまるひっくるめてマインドフルネスのエクササイズツールとして捉えていくのです。

ーシンプルな行動に命が宿りだすー

一つ一つの行動を意識して行うのと、毎回同じ反応を無意識に繰り返し、嫌だなと思いながら行うのでは日常の質が違ってきます。それがたった一枚のハンカチをたたむというようなシンプルな行動であっても日常の質が変わるのです。その質の違いは家族や周りの人が見た時にも伝わります。

例えるならば、茶道のようなものでしょうか。お茶をたてる、飲むという事一つ一つがとても神聖で有難く特別なものに感じる。もしくは、動画のASMRのような袋を開ける、その時の音を聞く、食べる音を聞く、というシンプルな事に意識を集中すると、心地よく、特別なものに感じる。それらは、一種のマインドフルネスなのです。【今ここ】に完全に繋がって、味わっているのです。

だから人は無意識のうちに癒しを求めて、日常を切り抜いたような動画を見てホッとするのですね。誰かが台所でトントンと何かを切って、食事の準備をしている音。ほうきを使って掃き掃除をしている音、足元に舞い落ちる枯葉。霧吹きで葉水を上げている音、みずみずしく輝く葉。そんな何気ないシーンに心を奪われ、癒される。その時、無駄な心のおしゃべりは静まり、しっかりと今を味わい、意識はクリアで、豊かで平穏な気分が立ち上がります。

動画を通してならその良さに気が付くけれど、自分自身を通しては全く良さに気が付かない。それは意識しているか無意識に行っているかが理由です。動画を通して見ていた時には意識がそこに集中していたのでとてもクリアだったのです。背景はぼんやりし、行っている行動にピントがはっきりと合っていたのです。自分自身が行動する時にも同じように、丁寧に意識を集中させる事で、今まで気が付かなかったその行動の真実が見えてくるのです。何か神聖なものを、有難さを感じます。

まずは丁寧に行動をしてみてください。誰かに見られている意識を持つと程よい緊張感で丁寧に行動しやすいかもしれません。そしてその時、意識も行動に100%集中してみて下さい、これが大切なキーとなります。意識が過去や未来に飛んでいるとこのエクササイズは上手くいかないのです。意識がそれたら、シンプルにまた行動に戻していきます。この繰り返しがマインドフルネスのエクササイズです。

詳しいやり方はこちらのコラムに記載しています。→ 《マインドフルネスを極める》”上質な今ここ”と”今ここごっこ”の見極め方

例えば、本を読む。まず読みたい本を丁寧に本棚から取り出してテーブルに置く。その時本棚からテーブルまで足の裏と触れる床に意識を向けて一歩一歩を味わう。本をテーブルに置く時の音に耳を傾ける。丁寧に座る。座った時の椅子に触れる感覚を味わう。本の表紙の質感を手のひらでスーッとなでて味わう。そのあと丁寧に本を持ちパラ。。パラ。。パラ。。とページをゆっくり丁寧にめくる。めくっている時の指の動き、音、肌触りを味わう。目的のページを味わう。このように、一連の動きの中にある一瞬一瞬を丁寧に味わう。

これがマインドフルネスです。この時、心は静かで落ち着いていて、不思議な深い安らぎを感じます。

普段は本棚に向かっているそばから気持ちは本を持っていて、テーブルに置いている時に気持ちはすでに椅子に座りたい。急いでもいないのに、なぜだか【今ここ】とピントが合っていない。いつも数秒先に気持ちは向いていて、きちんと今に向き合って味わっていないのです。この繰り返しがふとした時にイライラを引き起こしストレスフルな日常へ誘います。

そういう私も時間に追われて過ごしているとピントずれずれになっている事があります。もちろん途中でハタッと気が付くのですが、そんな時いつも「あえてシンプルな行動をゆっくり丁寧にしてみる」ようにしています。マインドフルネスのスイッチです。

日常の面倒だな。と感じる作業も同じように行ってみましょう

例えば、食器洗い。

「面倒だな」という気持ちはそのまま自由に表現させてあげましょう。何事も否定や抑え込みは感情への抵抗です。抵抗は抵抗を呼んでさらに苦しくなるのです。自由にどうぞ。というスタンスは愛があり、心が安心します。

そしてそのまま、食器洗いを始めていきます。ここから意識を今行っている行動に向けます。その行動を味わうのです。味わうとその何気ない行動に不思議な喜びの感覚が湧いてきます。ここでポイントは、意識は今行っている行動よりも1秒後でも1秒先でもなくきちんとたった今の瞬間に向けるという事です

お皿を洗剤のついたスポンジで洗っているのなら、意識は完全にそこへ向けていますか。その泡を楽しみ、食器の音を味わっていましたか?もしかしたら、意識では次に洗うお皿を吟味して目線がそれてはいませんか。泡や音などの存在に、気が付きもしませんでしたか?

洗い終わった食器を拭いている時、意識は完全にそこへ向いていますか。食器がピカピカに輝く様子を味わっていましたか?それとも、意識では食器を早くしまおうと棚の方へ目線がそれてはいませんか。

このように私たちは”今ここ”にいながら”その先”へ意識が向いていることがほとんどです。今ここにいながら、早くそこへ行きたい。早く終わりにしたい。と先急ぐ気持ちはとてもストレスです。ワクワクする事、楽しい事が無い。そんなふさぎ込んだ気持ちになる時には、今ここから気持ちが次の瞬間へ、外へ外へと行きがちです。

しっかりと今ここに差し出されている事を丁寧に扱うと、心は満たされていきます。なんて事のない平凡で価値も無いように感じていた行動が、光り輝き始めます。

心がザワザワする、イライラする、あまり気の乗らない日常のやるべき事をする。そんな時、是非このエクササイズを日常に取り入れてみてください。

良い気分になるアイディア

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