#6【人の欠点や苦手な人を変えたい】マインドフルネスな方法

ー感情を手放すエクササイズー

①自分の中で起こっている思考と感情をじっと観察する。


②観察しながらゆっくりとハートに意識をして深呼吸を繰り返す。

そうすると少し、思考や感情とは別の”静かな何か”が生まれていることに気が付くかもしれません。じっとして動かない、良いも悪いも何もない、その感情に気が付いている何かです。≪間、スペース≫が広がったような感覚かもしれません。

③するとまた何か怒りやイライラ、不安などの感情が湧き出てくるかもしれません。

それでも①と②を繰り返してみてください。始めよりも少し平穏な気持ちが芽生えていませんか。

 

 

エクササイズは日中どんな時でも取り入れてみてください。歩いている時、買い物中、列に並んでいる時などです。

相手を変える、すでに起こった出来事をくつがえすという事は難しいですが、その出来事や相手に対する自分の感情を、受け入れ手放していくという事によって、その出来事や相手に対する受け止め方に変化が起こります。この変化が結果的に相手が変わったように見えるのです。

ー指輪やブレスレットをマインドフルネスのツールにー

ここで一つ、figが提案するのは身に着けるお気に入りのジュエリーをマインドフルネスのツールとして使うという事です。一瞬にして心が何かに反応したとき、パッと視線に指輪やブレスレットを入れてください。優しく触れるのも良いです。質感や色を感じてください。そして呼吸をゆっくりとします。

パワーストーンからは常に穏やかな癒しのパワーが流れています。それを意識的に感じることで心に囚われず、体の中を優しいエネルギーが流れ出します。それを意図してキラキラとしたものが心に入っていくイメージをするとさらに気分が根っこごとスッキリします。

ーいつもの思考パターンから解放されようー

人や出来事に対して湧き出てくる『○○だから、こうだ』という自分論、知らず知らずに抱え込んでいるガチガチに固まった自分論は誰もが持っているものですね。

例えば『エミリーが自分の犬をうるさい犬ね。と言った。』→ ”エミリーはいつも嫌な感じ。そう言えば前にもジョンにそんなダサい服よく着れるわね。なんて言っていたっけ。エミリーって何様のつもりなのよ。” といったものです。

そんな時、先程のエクササイズを取り入れてそういった感情(自分論)に意識を向けていく事によってネガティブで不必要な感情を手放すことが出来ていきます。すると何はともあれ、エミリーが変わらなくても、自分自身がとても楽になります。肩の荷が下りたような身軽な気分です。意識を感情にただただ向けていくというシンプルなプロセスです。

始めたばかりの頃は、自分が相手に負けたような、小さくなって弱くなってしまうような苛立ちを感じるかもしれません。【一生懸命生きているのに、誰かに何かをされる可哀想な私。】というネガティブなアイデンティティが無くなることに抵抗がある事もあります。でも実際のところは全く逆で、凛とした何にも脅かされない揺るがない強い存在が私たちなのです。

ー新しいコミュニケーションが始まるー

自分の思考パターンを手放すことで、今までとは違った感覚で相手を見ることになります。良いも悪いもないニュートラルな気持ちで相手を見ることによって、今までとは違ったスムーズなコミュニケーションが流れ始めるのです。

感情を手放していく事で出来る新たなスペース。心のゆとり。そこに、今までは気持ちにゆとりが無いあまりに目を向ける事の出来なかった【相手の感情】や相手への思いやりの気持ちが自然な形で表れ始めます。

もしかしたら、今までよりもグッと良い関係になるかもしれません。もしくは自然な流れで苦手だった相手はどこかへ引っ越しをしたり部署が変わったりするかもしれません。いずれにしても何かどんよりと滞っていたものがスルッと流れ始めるから不思議なのです。抵抗は抵抗を呼ぶ。穏やかさは穏やかさを呼ぶのですね。

 

人間の理解をはるかに超えたミラクルが、マインドフルネスというシンプルなプロセスによって動き出します。

嫌な奴~!!とギリギリ歯ぎしりしながら生きていても良い事なんてありませんよね。顔相は悪くなるし、運も悪くなるし、歯も削れるかもしれません。それこそ、嫌な奴~の思いのままです。だから、すっきりと気持ちを断ち切ってにっこりとヘルシーに生きていたいですね。

 

良い気分になるアイディア

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