#32 結局、何を考えていても上手くいくという安心感

figのコラムの中でずっと書いている事といえば、”良い気分” であれば良い気分になる事がさらにやってくる。ということです。では、どうやって良い気分を作り出すのか。方法は色々あり、コラムの中でもご紹介しています。全てを使わなければいけないわけではなく、毎日コロコロと気分は変わる物ですから、その時その時しっくりくる、ホッとする物を意識的に日常に取り入れる事が出来れば素晴らしいと思います。

例えば、、、

①メディテーション

②”今ここ”を意識する

③ネガティブ思考からポジティブ思考への転換

④不足ではなく満足を見る

⑤願ったものはすでに手に入っている自分になりきる

⑥感謝を意識する

⑦小さな幸せに目を向ける

⑧好きな事をする(音楽、友人と食事、ショッピング、旅行など)

⑨イメージでわくわくする

⑩ワクワクすることをやってみる

などなど沢山ありますね。どれもやりたくなったら是非日常に取り入れてみたら素晴らしいと思います。私も気ままにこれらを取り入れていますし、実際に良い気分になり、さらに良い気分になる事が運ばれてきます。

けれど、実は一つ自分を苦しめてしまう落とし穴があります。それは、【良い気分にならなければ良い事はやってこない。だから頑張って良い気分にならなきゃ。】という思い違いです。実は多くの人が無意識のうちにこの思い違いをしていることに気が付いていません。特に意識的に生き始めると、無意識に生きていた頃よりもこの使命感が顕著に現れがちです。

宇宙の仕組みが分かってくると、怖いのです。少しでもネガティブな思考をしているとそれが自分に戻ってくるから、早くこの思考から良い気分にならなきゃ。と頑張ってリラックスするのです。頑張って満足を探し出そうとするのです。頑張って音楽を聴くのです。でも、頑張っている以上、それは辛い作業のように感じます。そしてネガティブ発言を見聞きする事も避けたくなり、人間関係にも違和感を感じはじめて苦しくなったり。

そしてその結果、良い気分になれない自分はまだダメなんだ。出来ないんだ。という目で自分を見て無意識のうちに責めてしまうのです。また、人に対して世間に対しても同じように考えてしまいがちです。ここに本当のリラックスはあるのでしょうか。ここに本当の愛はあるのでしょうか。

私はこれに気が付いた時、涙がでました。「あぁ、私は随分と自分を窮屈に苦しめていたんだな」でも、そんな自分を許そう。もう疲れたからね。と思った途端、「そうか、これが結論だったんだ。」とストンと腑に落ちたのでした。

「”あぁ、私は随分と自分を窮屈に苦しめていたんだな。”と自分を責める気持ちがあっても良いや。」この丸々OKにするスタンスこそが、マインドフルネスです。そしてこれこそが本当の愛のエネルギーなんですね。

「”こんな簡単な事、何でもっと早く気が付けなかったのだろう。” と責める気持ちがあるけど良いや」

「”あぁ、嫌だな。やっぱりやりたくないな。あぁ、こんな事思っていたら嫌な事引寄せちゃうよ。” と焦っても良いや。仕方ないじゃん。止められないんだし。」

「”ワクワク楽しい事を見つけろっていうけど、見つからないよ。” とムカついていても良いや」

「”ついあの人と比べちゃう、劣等感が止まらない。”まぁいいや。止まらなくて。」

こんな調子で、今何を思っても感じても良いや。自由にポイッと放っておけば良いや。手放し出来なくても、良い気分になれなくても良いや。何度も心配になっても良いや。だって止められないんだから。

こんな調子でいると、グッと無意識のうちに力んでいた”良い気分にならなきゃ”が手放されて新しい意識が生まれました。

【私は何を思っても、心配になっても、良い気分じゃなくても、良い事がやってくる】

なんだか急にそう思えたのです。

これはとてもパワフルで最高な事なのではないかなと感じます。だって、良い気分でなければ良い事はやってこない。って辛くないですか。確か宇宙や本当の自分は無条件の愛なはずなのに、これって良い気分でなければって条件付きだから。。

きっと、いや、もしかして、本当の自分はこう言ってるんじゃないかな。

【あたなが何を思っても、心配になっても、良い気分じゃなくても、あなたを愛しているから良い事を与えたいんだよ。】って。

だから思い切って良い気分じゃなくても、良い事がやってくる。って考えてみたら、ものすごく気持ちが軽くなりませんか。安心しませんか。悪い奴でも良いんだ私って笑

そして、不思議な事にこの新しい【良い気分じゃなくても良い事がやってくる】というヘンテコな信念を持つと急に今まで出来なかったリラックスが簡単に出来る事に気が付きました。逆に良い気分になってしまいました。

多分、どう転んでも良い事がやってくると思っているから、肩の荷が下りて初めて自分を丸ごとOKとしてあげられて、自分に寛大になれて、優しく大目に見てあげられることが出来て、隠したかった嫌な部分も笑ってあげられて、、それって結局無条件の愛。本当の自分の目線になっているってことなんですね。

私たちが持つ無意識の思い込み【良い事は良い事をしなければやってこない】これにもしも窮屈に感じている人がいたのなら、一度【良い事は何をやっていてもやって来る】そうして自分を安心させてあげてみてはどうでしょうか。

このほか、どんな信念も自分で自由に組み立ててみて下さい。たとえば、

【呼吸をしているだけで簡単に身体は健康を維持できる】とか

【お笑い見てれば人生に楽しい事が沢山やってくる】だとか

【私がリラックスしてると家族が幸せになる】

【放っておけば人生は上手くいく】

【大好物を食べると嬉しいから波動が上がる】

【何がどう転んでも上手く行っちゃう】などなど。自分が安心できることが良いですね。

このような思い込みを繰り返す事で信念は作られます。そして何度も繰り返し思っていればそれは私たちにとって真実となります。最初は以前の信念の方が色濃いので、新しい信念にすり替わるまでにはある程度繰り返す必要はありますが、これもまたお気楽にやってみる事。お気楽にならなければ、苦しくなるのならやめたっていい。それくらいゆるく自分を大切に。

私たちは、自分が信じたことしか体験ができません。良い事は何をやっていても来る。と信じられた時、それは本当にその人に作用します。私たちにはその力が宿っているのですね。ヘンテコな信念でも良い。自分が信じていることが自分の人生なのだ。そうして私は今日も適当に生きていますが、とても幸せです。

周りの人から見てヘンテコな信念でも、変わった考えに見えても、何でも良い。他の人が考えたことのないような考え方で構わない。自分の中でしっくりくる思考を探してみましょう。そこにしか幸せのスイッチはありません。

それからもう1つおまけ。自分を丸ごとOKにすると、他の人へも寛大になってきます。だから無駄にネガティブ発言をする人を恐れなくても大丈夫。へぇ、そうなんだね。と流してあなたが緩むと、、、その影響力は計り知れません。

良い気分になるアイディア

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